川崎の交通政策を考える

市民参加でつくる地域交通

12月12日に行われた神奈川NET・川崎 政治スクール
「地域に住み続けるための交通政策を考える」に参加しました。

まず、コーディネーターの河崎民子さん(大和市議)から、道路運送法(2006年10月)改定のポイント(①コミュニティバス・乗合タクシーの普及促進、②ボランティア福祉有償運送の制度化−例外許可から法律へ)についての説明があり、次に清水弘子さん(NPO法人かながわ福祉移動サービスネットワーク)から、「地域交通を市民参加でつくる」取組み(事例)を紹介していただきました。
大和市西鶴間地区では、住民主体でコミュニティバスを走らせようと3回のワークショップを開いたのち運行準備会を発足、試運行にまでこぎつけ「私たちのバスを走らせよう」という住民の主体的なかかわりが生まれてきているとの報告がありました。この取り組みは、川崎市宮前区野川南台団地の住民運営・運行の例にならって試算したとのことでした。

高津区にも移動困難地域があり、高津Weネットでも移動サービスW.Coの創出を模索してきた経緯があるので、地域に必要な交通政策を何とか形あるものにしたいという思いを新たにしました。

(高津Weネット 石村早苗)