溝口駅南口に地下駐輪場

定期利用駐輪場にはママチャリがいっぱい
定期利用駐輪場にはママチャリがいっぱい
高津区の地域課題のなかでも上位にあげられる放置自転車問題。溝口駅周辺には駐輪場が何箇所も増設され、5階まで押して上がる駐輪場もあるほどだが、通勤・通学の自転車・原動機付自転車の台数がそれをはるかに超えている。

以前から高津Weネットでも放置自転車の台数を調査したり、2009年には高津Weネットのメンバーで放置自転車対策としてレンタル自転車をテーマに「コミュニティーサイクル事業」を計画したこともある。

このたび川崎市は、溝口駅南口駅前広場の地下に1900台収容可能な駐輪場を建設することを決めた。平成24年度に着工し、25年度の完成を目指す。

溝口駅周辺の放置自転車台数は4800台前後。この駐輪場が完成すればかなり放置問題が解消されるでしょうが、抜本的な解決には至らない。せめて使い勝手のよい駐輪場になるよう、ぜひ、市民の意見も聞いたうえで進めてほしい。

(高津Weネット・加藤伸子)