原発とTPPは似ている

「国民に知らせなくていい」という流れ

 12月7日、院内集会『もう、だまされない!未来を奪う、原発・TPP 12・7市民集会』に参加させていただき、多彩な方々のお話しを聞くことが出来ました。

・山浦康明さん(日本消費者連盟共同代表)
・安田節子さん(食政策センター ビジョン21代表)
・秋山豊寛さん(著述業・農民・“原発難民”)
・天笠啓祐さん(遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表)
・鴨 桃代さん(全国ユニオン会長)
・寺尾正之さん(全国保険医団体連合会 事務局次長)
・細井直子さん(横浜市市民測定所YCRMS)
・椎名ちえこさん(福島の女たちの座り込みメンバー)
主催:TPPに反対する市民ネットワーク

 以下、私見です。
 福島第一原発の事故による被害は甚大で、わたしたちは放射能による健康被害におびえながら生活しています。9ヶ月が経ち、政府による情報の隠蔽が次々と明らかになり、国民の知る権利が奪われ、「だまされている」感が否めません。
 そこへもってきてTPPのことが急浮上し、政府からの説明がほぼゼロのまま、参加する、参加しない、の論争になってしまっています。
 この市民集会の主催者側から外務省に対して事前に質問項目を提出し出席を求めていたが、当日になって外務省は出席を拒んできたとのことでした。
 なぜ、市民に対して説明する良い機会なのに蹴るのでしょうか?国民にとって不利益なことでもあるの?と勘ぐりたくなります。原発につづき、TPPも、「国民に知らせなくていい」という危険な流れになっています。政府は、いますぐ情報開示の責任を果たすべきです。

(高津Weネット・加藤伸子)