原発ゼロへのカウントダウンinかわさき

これからずっとさき、人類が何万年かけても元に戻すことができないであろう大きな大きな過ちをわたしたちは犯してしまいました。それに気づかされたのが昨年の3・11の大震災でした。いまのわたしに何が出来るのだろうか?そう自問しながらこの一年活動してきました。

本日、「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」集会に参加させていただきました。会場の中原平和公園で、11時開場後、展示ブース周辺でわたしは震災瓦礫受け入れ反対の署名活動をしました。そして13時からのリレートークを聴いた後、14時過ぎからは原発ゼロへの行進“誰でもデモ”に、神奈川ネットのメンバーとともに参加しました。

参加者は全員が黄色のグッズを身に着け、着ぐるみを着ている人もいたり、各々が手製のチラシを配りながら話したり、歌やダンスの文化行事もあり、誰でも参加できる和やかな集会となりました。
野外音楽堂でのリレートークでは、小杉中央クリニックの布施純郎院長が医師の立場からきっぱりと放射能による健康被害を言い切ってらして、特に食べ物からの内部被ばくについてドイツ放射線防護協会では大人は8ベクレル、子供は4ベクレル以下にすべきでそれ以上の食べ物は食べてはいけないとのこと、また、放射能を含むがれきを全国にばらまくなんて気が狂っているとおっしゃっていたのが印象的でした。

会場内で署名活動をしながら瓦礫受け入れの問題点についてお話しすると、まだまだ政府の安全神話に踊らされている方が多いことを強く感じました。これ以上、川崎市で放射能汚染を広げるわけにはいきません。子どもたちが安心して生活できる環境を実現する責任があります。原発ゼロの社会をめざしてこれからも活動を続けていきます。

(高津Weネット・加藤伸子)