スタッフは神奈川全体から集まってるので、違いや共通点から見る視点を自然に教えて頂きました。
そういう視点を忘れないことは「客観性」をキープすることで、大切なこと。
例えば、一度知ると「知らない」立場さえ忘れてしまいがちですよね。
スタッフだから何か作業やらなくちゃ!というより、
市民の中から生活課題(それを神奈川ネットでは「政治」と呼んでいるわけです)を持つ方々と繋がる、
または課題を課題として市民に自覚できるようお手伝いするのが、お仕事と。
また、その課題を解決に導く…というより、その問題だけでなく市民の力を基に
どういう手法・しくみで動けば解決に導くことができるのかを市民自身が気付くためのお手伝いをするという感じです。
そのための有効な方法の一つが「ミニ・フォーラム」。
神奈川ネットのメンバーに限らず市民主体で開催し、多方面(反対意見者、行政、専門家、多方面の議員…)の意見を出し合う場。
すなわちこれが神奈川ネットの言うところの「市民自治」に近付く第一歩なわけですね。
「そのしくみや法律はおかしい/悪い」のではなく、時代や生活に則して、
税金の使い道の「優先順位」を変えていく提案をしていこうというスタンス…とでも言いましょうか。
課題は身近で小さく見えることでも、参加者は少人数でもOK。
例えば
「うちの近所のドコドコ、子連れで必ず通らないといけない道なのに、交通量のわりに信号が/歩道もなくて危ない」
「近所の公園はどこも自由にボール遊びもさせて貰えない」
「小学生と乳幼児連れで自由に遊びに行ける場ってないよね」
「ほんとに川崎市のゴミって細く分別しなくて良いの?」
「地産地消したくても近くで安く手に入らないじゃん」…
えっ、こんなことが政治!?
ハイ、立派な「政治課題」なんだよ!「それって政治」と、いつも教えて頂いてます。
どうしても自分も含めて、初めから諦めていたり、他力本願だったり。
そして「政治」「政党」不信/アレルギー持ち。
私もその一人なので、その構えをいかに取り払うかが大きな課題の一つなのでしょう。
せめて自分の住む町レベルの話には、もっと関心を持ち、できれば何かアクション起こしたり力貸したりしたいものですね!
子ども達のため、社会の将来のためにも!
(高津Weネット きみ)