地元の自主防災訓練に参加
11月22日(土)午後10時08分、長野で震度6弱の大きな地震がありました。暗闇の中、地域の人たちが倒壊した家に取り残された人を助け出したことは、日頃から顔の見える関係ができていたからこそです。まさにその日の午後、高津Weネットの事務所のある町内会で自主防災訓練が行われました。午後1時に地震が起きて、公園に避難するという想定で、子どもも含む地域の方たちが集まりました。川崎直下型地震が冬の18時に起きた場合の高津区の被害想定は最大震度6強、建物全壊3,083 半壊7,468、人的被害死者73人、 負傷者1,617人、上水道被害58,831世帯、下水道被害22,177世帯、停電60,187世帯となっています。建物の排水管や下水道に被害が出たらトイレも流せなくなります。その対処方法や避難所運営の話から始まり、水消化器での消火訓練、簡易担架の作り方、AEDの使い方、煙体験など、大人だけでなく子どもも体験できたプログラムが用意されていました。こうした訓練を繰り返すことも地域に自助・共助を根付かせ、安心・安全な地域づくりにつながります。
(三浦ゆり子)