ミニフォーラムから地域の子育て支援の拠点づくり
溝の口に保育室が開設されました!
少子化時代といわれながらも、高津区においては子育て世代が増加しています。また、社会状況の変化に伴って子育てに迷い・悩みをもつ保護者が増えており、保育や子育て支援のニーズも多種多様に増えています。
そこで、2015年12月に、神奈川ネットワーク運動・高津weネットは「子ども・子育てミニフォーラム~みんなで考えよう!高津の子ども・子育て支援」を開催しました。参加した団体(ワーカーズ・コレクティブキャンディ・市民事業創出支援室)や個人(8人)が集まって意見交換を行った結果、フォーラム参加者が中心となって2016年2月にワーカーズ・コレクティブ設立呼びかけ人会が発足しました。
そして、2017年3月に、高津の地域課題である多様な保育ニーズに対応するために、非営利・協同による子育て支援のワーカーズ・コレクティブ「びすけっと」が設立されました。「びすけっと」という名称には、微力ながら助っ人(微助っ人)になりたいという思いが込められているそうです。また、一人ひとりの心に寄り添った家庭的な保育を行い、食の安全に配慮した給食を提供し、保護者も保育者もワークライフバランス(生活と仕事の調和)を尊重し合う、そのような、あったらいいなと思う保育園(室)をめざして、地域に必要な子育て支援のしくみを参加型でつくりたいとのこと。
4月~8月まではひろば事業(親子サロンや講演会等)の開催が中心でしたが、9月から溝口3丁目に「保育室びすけっと」が開設されました。
保育の専門家といわれる保育士だけでなく、子育て経験のある方や子どもが好きな方たちが地域の親子をサポートすることで、子育てを孤立させない「助け合い・支え合いのしくみ」をつくり、みんなで「安心して生き活きと子育てしやすいまち」をつくっていきたいとのことです。これからの活動が期待されます。