地域から平和をつくろう! -川崎市平和館見学-

 川崎市は、1982年に都道府県、政令指定都市として最初に「核兵器廃絶平和都市宣言」をしました。川崎市平和館は、その理念や川崎大空襲などの戦争の悲惨な体験を伝える場として1992年に建設されました。 昨年、展示内容がリニューアルされ、新たに国家による弾圧、マスメディアと武力紛争の関わりなどの展示が加わりました。また、武力によらない平和を脅かすものとして環境破壊、貧困、差別についての事例も紹介されています。参加したメンバーからは、以前の展示内容よりも良いとの評価が聞かれました。この平和館を市民の平和への理解促進、平和交流、平和教育に幅広く活用して欲しいと感じました。とくに小中学生の未来ある子どもたちへの平和教育に幅広く活用すべきです。
同日には沖縄県民映画「GAMA-月桃の花」の上映会もあり、平和を考える一日となりました。(三浦由里子)