一度、市議会を傍聴してみませんか?

「住民投票条例」案、ご存知ですか?

今開催中の、6月の川崎市議会での大きな論点の一つに、「住民投票条例」案が提案されています。
「自治基本条例」にも『住民投票』についての項目もあり、制度については賛成しています。
しかし、運用を見ると……

まずは投票に掛ける内容かを、市長にお伺いを立てないといけない、さらに議会の協議が必要など、市民自治の手段を実行から遠ざける、非常に中身に難ありのものになっています。
また、川崎全域で行われる公職選挙と同一日で行なうため、運動の制限までされてしまいます。

非常に身近で重要な課題なのに、私達の知らないところで大切なことが決められようとしているのかもしれません。
市民が自治する道具となる制度なのに、市民の間でも議論がまだまだ足りていない現状です。

「住民投票条例」案についての審査は、13日午後くらいの予定です。
まずは一度、市議会を傍聴してみませんか!!
http://www.city.kawasaki.jp/council/boutyou/boutyouform.html

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「住民投票条例」案の審査が、予定通り13日に行われました。

やはり内容に難ありで質疑が続き、審議が大変長引いたそうです。
行政側の答弁は、「市民にも議会とも充分検討してきた」の一点張りのようですが、
この案件に関しては、市民との議論が足りない!が根本的な問題だと思われます。
その証拠に、市民から請願・陳情が多数提出されているそうです。

議会運営の手引きに基づくと、市民から直接意見を聞く機会を設けることが可能だそうです。
神奈川ネットとしては、市民との議論ありきの政治を実現すべく、奔走中です。

「住民投票条例」案の審査は継続となり、16日(月)11時ごろから再開の予定だそうです。
是非、声掛け合って、傍聴に行ってみましょう!

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《ご報告》

「住民投票条例案」は、6月19日採決となりました。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~kawasaki_net/
http://www.city.kawasaki.jp/council/

最終的に、神奈川ネットは反対致しました。
何よりも、市民間での議論がまだまだ足りない!というのが、その理由です。

私たちから市民への投げかけ・市民との議論が足りなかったのでは?という反省も含め、
改めまして、市民と共に考え・行動する、高津Weネットとして、努力していきたいと思っています。

(高津Weネット きみ)