田中優氏の講演会に行ってきました。
http://tanakayu.blogspot.com/
田中優氏は、Mr.childrenの桜井さんたちが立ち上げたことで有名な「ap bank」監事などをされてきた方。
話はまず、最近行って実際見てきたという南極の話から。
スケールの大きな話から、意外な地球温暖化の「犯人」などの話を展開し、
最後はみんなそれぞれの具体的な一歩や志が大切なんだよ!という話で地域事例に繋げるという、さすが見事な流れでした。
生ライブさながらの迫力で、1時間半、息もつかせぬ、でも飽きず、しかも単純明快で分かり易いお話がぎっしりと展開されました。
本のタイトルや主張内容は、不安を煽っていると批判もされているそうですが、
彼なりの経験・知識・発想・情報収集・裏付けに基づいているので、説得力がないわけがありません!
そしてやはり、机上ではなく自ら行動している人の言葉は、重く心に残って自分も何かしなければ!という思いに駆られます。
田中氏は、これまでありがちな我慢・忍耐の実践例ではなくて、
今の環境内で充分できる省エネの実践例をたくさん示してらっしゃいました。
しかもそれは、融資など、関わる全ての段階が潤うしくみ作りにも発展させることができる!
そして、「環境=政治、平和」抜きでは語れないという話。
講演会でも本の中でもおっしゃっている通り、「私たち市民は、非力だけど無力ではない」のです。
田中優氏が教えてくれたように、「持続する志」が大切。
高い視野と共に、足元を見て確実に進める実行力。
そして、縦軸(政治的に働きかける)と横軸(友達に伝えてムーブメントにしていく)だけではなく、両方併せ持ったオルタナティブな斜め軸の活動も、今後は活発かつ有効になっていくはず!との、勇気をくれたお話でした。
講演会後は、地域の省エネ活動の実践例、そしてロビーでは話に出てきた活動やメーカーさんなどのデモンストレーションなども展開。
盛りだくさんな企画でした。
1人でも多くの方々に、1回で良いから聞いて欲しい講演会の1つだと思いました。
もちろん、書籍でも良いと思います。
自分の身の回りのことを大切にされている方々、
次は地球のことを考えてみませんか?
住めなくなったら、命なくなったら、元も子もない!
今日は夏至。
灯かりを消して、ロウソクに火を灯して・・・
「キャンドルナイト」に参加してみませんか?
http://www.candle-night.org/jp/
次回のキャンドルナイトは、7月7日の七夕なのだそうです。
その日は八都県市首脳会議・首都圏連合フォーラム主催・環境省後援の、「OFFする日」もあるそうです。
http://www.8tokenshi-kankyou.jp/
みんなで20:00〜20:10に一斉に明かりを消しましょう!というもの。
こうした企画に乗ってみることからでも良いから、一歩実行動に移してみると、自分が次にとるべき行動が見えてくるかもしれませんね!
(高津Weネット きみ)