川崎市環境局発行の小冊子「チャレンジ 生ごみダイエット」によると、
川崎市では年間14万トンの生ごみが排出され、焼却後埋立処分されているが、
今の埋立処分場は平成40年頃には満杯になるので、ごみの減量は急務とのこと。
本日お話しを伺ったTさんは、
生ごみをEM(有用微生物群)を活用して発酵肥料に変え、堆肥として利用している。
まさに、生ごみのリサイクル(循環)を実践していらっしゃる方です!
Tさんが住むマンションの集会室をお借りしてお話しを伺った後、
堆肥として埋めさせていただいているという柿畑に移動し、土を掘り返して見せていただきました。
生ごみと混ぜる“腐葉土”も、自分達で落ち葉を集めて作っているそうです。
昨日一日分のTさん家の生ごみを持参して下さり、「EMぼかし」を使った 生ごみ堆肥づくりのコツを教わりました。
・水を切る
・細かくする
・混ざり物を除く
Tさんが毎日楽しみながらやっていらっしゃる様子が伝わってきました。
毎月2回、その生ごみを集めて、歩いて10分ほどの柿畑まで台車を押して、柿の根元に掘っていただいた穴へ投入しに行くのです。
マンションのお仲間と当番制でやっているので苦にならないそうです。
自分が食べることによって発生する生ごみを資源として活かす・・・
とても素敵なことです!昔からやってきた当然のことなんですよね!
でも、都会で実践するには、畑の所有者の理解と協力がないと続けられません。
生ごみリサイクルを大勢の人が実行できるように、高津にも拡げていきたいと思いました。
(高津Weネット 加藤伸子)