マイケアプラン学習会を開催しました

自分らしく生きるために “つくろうマイケアプラン”

3月14日(日)14:20〜16:20
「てくのかわさき」第4研修室にて
講師に佐藤喜美子さん(社会福祉士、
ケアマネージャー、元川崎市議会議員)をお招きして『マイケアプラン学習会』を開催しました。

 介護保険サービスを利用するためにはケアプランをケアマネージャーに立ててもらうのが一般的ですが、外注せずに自分や家族がケアプランを立てることもできるのです。

 まず、川崎市発行の「こんにちは介護保険です」を見ながら、改定によって新しく加わった介護予防サービスを含むサービス内容などについて、おさらいをしました。

 次に、全国マイケアプラン・ネットワーク発行の「あたまの整理箱」と「マイライフプランの玉手箱」のページをめくりながら、自分のことを考えるためのツールとしての使い方を学びました。自分が歩いてきた幼少期〜青年期〜20代・30代・・・を振り返り、これからの暮らしと生き方を考えることが、自分らしい介護を受ける土台となるということでした。

 さて、いよいよケアプランの作成です! B4サイズの「サービス利用票」と「サービス利用票別表」に記入していきます。本来ならオリジナルの利用計画を作りたいところですが、時間がないため、皆んなで同じ事例をやりました。高津梅子さんという架空の女性です。要介護1、区分支給限度は17,100単位、サービス内容は訪問介護を週2回と通所介護を週2回・・・という具合。単位数を表から探すのがひと苦労です!なんとか1ヶ月分の利用者負担金額まで出すことができました。

 私たちは一人ひとり違う人生を送ってきました。「月に1回はコンサートに行きたい」「季節の花を見に行きたい」「週1回はお友だちと食事に行きたい」など・・・これから歳を重ねて介護が必要になったとき、どのように暮らしていきたいのかを、自分自身で考え、人にお任せにするのではなく自分自身で決定することが大切なことだということを学ぶよい機会となりました。

(高津Weネット 加藤伸子)