【下水汚泥焼却灰】
川崎市では毎日12トンの下水汚泥焼却灰が発生している。
①8000ベクレル/kg以下の焼却灰は、5月以降コンテナに詰め、
浮島1期埋立地に一時的に保管されている。
量は、4/18現在、3869トン(コンテナ338個)。
②8000ベクレル/kgを超える焼却灰はフレコンバックに詰め、
入江崎スラッジセンターの敷地内に保管されている。
量は、約240トン。
③原子力損害に係る下水汚泥焼却灰の運搬・保管にかかった費用は、
2/1現在(昨年11/30時点)、鉄板や作業で1億3196万円。
【処理センター焼却灰】(一般ごみ)
①飛灰は、7月7日以降コンテナに詰め、
浮島1期埋立地に一時的に保管されている。
量は、3月末現在、約5500トン。
②主灰は、従来どおり海面埋め立てしている。
③ごみ焼却灰の保管にかかった費用は、
2月時点、鉄板、コンテナ代と詰める作業で1億7000万円。
パレットを敷く、フレコンバック代と詰める作業で1700万円。
現在、処分できずに保管されている焼却灰の合計は、約9,610トンにも及んでいます。
阿部市長は2月の定例記者会見で次のように発言しています。
震災がれきの受け入れから焼却灰の処理まで市単独で引き受ける構想を示した。(2/21 東京新聞 抜粋)
市内で保管している焼却灰の処分方法が決まってから、がれき受け入れを検討する考えを示した。(2/21 神奈川新聞 抜粋)
阿部市長は、国からどのような処分方法が提案されると期待しているのでしょうか。 「セメントに混ぜていい」「海面埋め立てもOK」と緩和してくる危険もはらんでいます。
今後も『がれき広域処理』の動きを、注視していきます。
(高津Weネット 加藤伸子)