原発ゼロの社会に向けて
3月13日(日)、川崎市の中原平和公園で『原発ゼロへのカウントダウンinかわさき』が開催されました。ブース広場には、脱原発に向けて活動している市民団体など31団体が模擬店などを出展し、参集した1200人が「原発ゼロの社会をつくろう!」という思いを深める場となっていました。
メイン集会では、日本初の宇宙飛行士で福島の農業学校を主催していた秋山豊寛さん、チェルノブイリこども基金、未来の福島こども基金を立ち上げた向井雪子さんのトークに聞きいりました。
私たちは「原発ゼロへの行進」に参加し、「原発なくそう、みんなの声で」「安心安全の未来を子どもに残そう」とシュプレヒコールをあげました。
この集会は今年で5回目を迎えました。「福島の事故から5年がたったが、いまだに事故を起こした3基の原発からは毎日2,000万ベクレルの放射能が空気中に放出されています。これは毎日新しく原発事故が起こっているということです。政府は、こんな事故原発の近くに被災住民を再び住まわせようとしているのです。」というアピール文に、あらためて、私たち市民がどう行動すべきか問われていると感じました。
川崎では、思想や考え方の違いを超えた市民の集まりをいくつも成功させてきました。これを誇りに、今後も大勢の市民と連携して、希望のもてる社会をつくっていきたいと思います。
(加藤 伸子)