「こども誰でも通園制度」(仮称)の試行的事業が始まります②

川崎市は、「こども誰でも通園制度(仮称)の本格実施を見据えた試行的事業」を2024年6月から2025年3月まで実施するにあたり実施事業者の募集を行いました。
3月29日に事業者向けオンライン説明会が開かれ、寄せられた質問については3月29日、4月10日に回答が公表され、42件の質問に対する回答がありました。事故等に備えた園児の保険、利用料金、当日キャンセルの料金徴収、一時保育との併用、スタッフの配置、賃借料の補助等々、運営面に関する質問が出されています。
4月末頃には、試行的事業に参加する事業者が決定する予定となっています。
利用者の視点から、利用できる施設の地域バランスや運営面からの課題等について注視していきます。
試行的事業の内容は以下。
利用方法 一人当たり月10時間を限度、時間単位で利用可
実施方法 一般型・・保育所等の定員と関わりなく受け入れる(在園児と合同、または専用室独立実施)
余裕活用型・・保育所等の定員に達していない場合に、定員の範囲内で受け入れる
対象児童 市内在住で保育所等に通園していない6ヶ月~3歳未満のこども
実施場所 保育所、認定こども園、小規模保育事業所、家庭的保育事業、幼稚園、地域子育て支援センター、そ     の他駅前の利便性の高い施設、空き店舗等
利用料 こども1人1時間当たり300円程度とし事業者が定める
実施施設数 21施設(各区3施設程度)
保護者が利用できる施設は1カ所だけ。(令和6年度)