身近な戦争遺跡から平和を考えるー登戸研究所ー
川崎市には、戦前に旧日本軍によって開設された秘密兵器・資材を研究開発していた登戸研究所資料館が明治大学の生田キャンパス内にあります。11月17日に市内の地域ネットのメンバーとともに、身近な戦争遺跡である登戸研究所の見学に行きました。登戸研究所資料館には風船爆弾、細菌兵器、偽札製造など研究開発の内容が展示されています。キャンパス内には爆薬庫、消火栓、弥心神社、動物慰霊碑といった史跡も残されています。
参加したメンバーからは、「かなりの衝撃を受けた」「実在する建物を自分で見ることが大切」「戦争は身近にあるものだと思った」「子どもたちを連れてこようと思う」などの感想があり、平和について感じる、考える機会となりました。
12月1日~6日、高津市民館ロビー(11階)で巡回平和展の展示があります。軍事侵攻、紛争、迫害等が実際に起こっていることを踏まえて、「平和」について考える機会としていきます。