川崎市長、川崎市教育長に意見書を提出

2022年7月8日、安部元首相が参議院議員選挙の応援演説中に銃撃されました。
いかなる理由があろうと、暴力により人命を奪うことは許されることではありません。
岸田首相は、法的に根拠のない国葬を9月27日に行うと早々に閣議決定しました。
民主主義を軽んじた政権運営に国葬の賛否は分かれています。国民の税金を使った国葬を
行うことに神奈川ネットワーク運動・高津は反対を表明します。
川崎市は、安部元首相の逝去に弔意を表するとして、葬儀にあわせて7月11日~12日に
市の公共施設に半旗を掲げることを指示しました。これに応じて教育委員会は、市立学校
への半旗掲揚を依頼しました。弔意は強制されるものではなく、特に学校は政治的中立の
立場を守るべき所です。半旗の掲揚は間違っています。川崎市の判断は、違いを豊かさと
して生かす多文化共生社会に逆行するものです。今後計画されている国葬が行われた場合
には半旗掲揚を要請しないよう求めました。
神奈川ネットワーク運動は、多様性を大切にそれぞれの文化が尊重される社会を目指して
取り組んでいきます。