夏休み親子ツアー「かわさきの水探検」

2009年9月17日 11時41分 | カテゴリー: 環境、廃棄物、放射線量測定, 高津Weネット活動報告

「川崎市民石けんプラント」と「川崎港」見学会

2009年8月18日。
夏休み親子ツアー『かわさきの水探検』に、五歳の息子と参加しました。
NPO川崎石けんプラント〜船で川崎港見学〜東扇島公園「かわさきの浜」というプログラムでした。

「NPO川崎石けんプラント」では、市民から集めた廃食油を使って、石けん「きなりっこ」を作っていました。工場での労働は、ワーカーズコレクティブ方式で働く、健常者の石けんプラントメンバー10名と、障害者21名の協働で行っているのだそうです。

石けんの原料である廃油の主な回収先は、市内の小学校でした。
小学校の給食室で出た廃油(非遺伝子組み換えの米ぬか油)を回収し、ここできなりっこに生まれ変わり、再び小学校の給食室の洗い場に戻っていきます。
そして小学校だけでなく、家庭から出た廃食油もここに集まってきます。
我が家も、高津区協働事業「川崎かえるプロジェクト」の天ぷら油回収に、自分の家から出た廃食油を持って行っているので、あの油がどこに行っているのか、どのようになっているのか、そして「きなりっこ」を食器洗いに使用しているので、その過程に、以前からとても興味がありました。
バイオガソリンも作っているそうで、現在、市内のバスと、石けんプラントのトラックが、廃油で作られたバイオガソリンで走っています。
このガソリンで走っている車には、「廃油で走っています」というステッカーが貼られているそうです。

廃油回収に参加したこと、きなりっこを使ったことで、このリサイクルに興味が沸いていたのですが、工場見学をしたことで、更に身近になりました。
一度、廃油回収、またはきなりっこを使ってみてはどうでしょうか。この市民事業が、自分たちのものとして感じられるようになるかも知れません。

余談ですが、幼稚園児の息子は、石けん作りの全行程をしっかり見学し、説明を聞き、何か思うところがあったのでしょうか、家に帰ってから、きなりっこを泡立てて、一時間かけてお風呂の掃除をしてくれました。
合成洗剤のお風呂洗いは、とても子どもにさわらせることはできませんが、「きなりっこ」は、子どもが泡で遊びながら掃除をしても、安全な石けんです。とても楽しそうに遊びながら、お風呂もぴかぴかです。
この日以降、お風呂洗いは息子の仕事になりました。

石けんプラント見学後は、船に乗って、一時間半かけて川崎港を見学。
港湾局の「あおぞら号」に乗り、川崎の重工業地帯や、建設中の羽田の新滑走路などを船の中から見学しました。
石油、製鉄、化学工業、とにかくさまざまな工場があり、ここから、私たちの生活の便利さが生まれているのだという認識を新たにしました。そしてそれと共に進んでいく環境破壊……。
何が必要で何がそうでないのか。未来に向けて、私たちが今できることは何なのかを考えました。難しい問題です。

そのあと、半世紀ぶりに川崎市に砂浜が復活したという、東扇島公園の「かわさきの浜」を見学しました。
タンカーを間近に見ながら浜遊び。川崎ならではの光景です。釣り、遊泳はできないのですが、子どもたちは浜辺で水遊び、とても楽しそうでした。
是非一度、足を運んでみてください。

(高津weネット 小西麗奈)